昭和34年、山寺芳男氏は「足利一茶庵総本店」片倉康雄氏より日本蕎麦店開業を勧められ、師事の後「市川一茶庵」開業。
「美味い蕎麦を母に食べさせたい」との思いを実行、老人施設のお年寄りを招待し、蕎麦を振る舞った。
この企画はマスコミに紹介され話題となり、一茶庵の伝統を受け継いだ風味高い蕎麦も評判を呼び、市川一茶庵の名は広く知れ渡った。
この後、市川一茶庵で修行をし開業した10店あまりの卒業生とともに、「市川一茶庵姉妹店会」が発足された。
その後、鴨浄饌をご賞味になった和尚さまより禅味という名を頂き、以後「禅味会」と名称を変更。
「禅味」とは、俗世を離れた、枯淡な趣きという意味があります。
市川一茶庵を中心とし、加盟店は商品開発・販売促進の研究に励んだ。
この研究により、鴨汁うどん・鴨浄饌・揚げ蕎麦・蕎麦豆腐など、様々な代表的料理が開発された。
現在も加盟店一丸となり、お客様に喜んでいただけるよう創意工夫をこらし日々努力しております。 |